日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
pixiv |
TINAMI |
PIXSYS | ピアプロ |
明けましておめでとうございます。今年の年賀イラストも鬼子さんの絵としました。今年もよろしくお願いいたします。
ようやく本命の零式艦上戦闘機52型 p.twipple.jp/HM7Rb
— 漆沢貴之さん (@urushizawa_t) 1月 5, 2013
今年の年始休みを利用して、所沢航空発祥記念館で行なわれている零戦の展示を観てきました。戦中に米軍に鹵獲され、現在は Planes of Fame 航空博物館が所蔵しているもので、零戦本来のエンジンである栄で飛行可能な世界唯一の機体ですね。
では EOS 7D の写真をうpしていこう。まずは天空の城だ yfrog.com/obhezntj
— 漆沢貴之さん (@urushizawa_t) 1月 5, 2013
そしてスカイツリーも観てきました。Twitter や mixi つながりで4名とお会いするオフ会もできましたし、なかなか刺激のある旅でありました。
今回は日本鬼子2周年記念企画に参加。壁紙サービス付きでございます。もう一点はニュースで話題になったミクさん。
次はこの鬼子さんの壁紙の「描いてみた」動画を作って、正月用の絵を描く予定なので、しばらく漫画の続きはできなさそうです。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』も観てきました。『:序』『:破』に比べてだいぶエヴァらしくなって来ました。
突っ込んだ感想については他にいくらでもブログがあるでしょうから、そちらに任せるとします。しかし、エヴァのことを考えると、よく恩師の言葉を思い出します。曰く「映画は基本的に独りで楽しむものだ」。なぜなら「映画の感想が他者と一致することは絶対にないから」だそうで。
たとえ「面白かったね」、「そうだね」と意見が一致したようでも、その相手と映画の細かい文脈について話しあうと、まず間違いなく考えの一致しない部分が出てきます。
誰かと映画の文脈を共有しようとした時に、その文脈に対する反応は相手とは異なる部分が必ずあります。お互いに自分がなぜ相手と相違する反応を持ったのかについて、きちんと伝え合うことに慣れてればいいんですが、これがうまくできない人がよくいて、下手すると他者との関係が険悪になってしまいますね。
日本鬼子の漫画、『焔鬼』続きの第二節です。
次は鬼子さんのカラーイラストやろうと思います。「描いてみた」付きで。Twitter のアイコンもいい加減にカラーにしたいですし。
今日は書籍の紹介も。漫画づくりの一助にしようと思って買ってみました。キャラクターの「起て方」についてわかりやすくまとめられています。漫画だけでなくいろんな局面で応用が効きそうなので、漫画描きや小説書きばかりでなく一般の人にもお勧めではないかと思います。「物語の基本は神話の時代から変わっていない」という主張も納得できますね。
『キャラクター新論』の方は、小池一夫氏が初音ミクのことを知った経緯が綴られていますが、小池氏に限らず多くの人がこんなふうにミクさんのことを知ったんでしょうね。ボカロ界隈を始めとする CGM 周りの動きをおさらいすることもできます。
こちらは小池氏の Twitter に投稿されたツイートを中心にまとめられたもの。特に「表現者」の章などは創作者クラスタにはお勧めではないかと思います。強力なアドバイスがページに連なっています。例えば「描かれた作品が滑稽である事よりも、作品を描かない事の方がずっと滑稽である」など、とても沁み入る言葉です。
もう毎年パンツ描いているというか、最近ミクさんばかりですが。
絵の投稿先といえば、現在のところ「ピアプロ」、「pixiv」、「TINAMI」、「PIXSYS」を常用しています。
それぞれに楽しみがあって、ピアプロであれば「『注目の作品』に自分の作品が入ったかどうか」、pixiv であれば「ポップボードに流れてくるブックマーク追加や点数の通知」、TINAMI ならば「『HOT』欄に自分の作品が出るかどうか」。最後の PIXSYS ならば、「自分の作品が何位に入ったか」です。
PIXSYS については pixiv と比較すると「自分ごときが簡単にランキング入りできる」ほど人が少ないということでもありますが、それはそれで楽しみの内容が変わるだけですね。 pixiv だとランキング入りがまったく期待できない代わりに、「今回投稿した作品の獲得評価が以前と比べてどれだけ違うか」が楽しみになります。
投稿先が多く、それぞれに楽しみが期待できるというのはなかなか素敵なことですね。
前回に続いて映画『おおかみこどもの雨と雪』感想。今回は Twitter 等で見つけた感想を交えながら。
前回の感想では書きませんでしたが、本作は全体を通して努めて冷静な描写で作られていて、それほど強いカタルシスをもたらすシーンはあまりありません。『サマーウォーズ』のような緩急豊かな展開を期待していると肩透かしを食うかも知れません。「ゆるやかな暖かさをゆっくり味わう」のが楽しめる人でないと低評価になるのではないかと見ています。
さて、今回も一応ネタバレ含みなのでご容赦を願います。
まずはこちらのツイートから。
RT @makotoyukimura: おおかみこども感想2。同じく二児の父である友達と一緒に観たんですが、なんでしょう?映画館からの帰り道、二人とも何故かうちひしがれてました(笑)。ションボリしちゃった。父として親として、強く作用する何かがあの映画にありました。それが何 ...
— 漆沢貴之さん (@urushizawa_t) 7月 24, 2012
真相は本人の心のみぞ知るですが、あえて想像すると花の母親っぷりがあまりに神すぎたんでしょうか。「自分の妻はあそこまでできた人間じゃない」と(笑)。あるいは「もしかすると自分の知らないところで妻にも苦労させていたのではないか」という逡巡がションボリの正体なのでしょうか。それとも、劇中で父親が不在にもかかわらず積極的に子育てに励む花の姿を見て、「もし自分がいなくなっても家族はあのように頑張ってくれるだろうか?」という不安を無意識に抱いたんでしょうか。色々想像が尽きませんね。
劇中は確かに父親不在で子育てが進みましたが、登場人物の中には「父性」を担う立場のキャラクターがいました。花に農業を教える韮崎さんがその人なのですが、あれはまさに父性の塊。本作を観た人はほぼ同様の感想を持つのではないかと思います。
いつも笑みを絶やさない花に対して韮崎さんは事あるごとに「笑うな」といいます。これは、人から思われている以上に感情的であるにもかかわらずその感情を隠そうとするという、男性的な性格をよく描写してますね。それこそ典型的な照れ隠しかも知れません。
最後にこの記事を紹介しておきます。
超映画批評「おおかみこどもの雨と雪」40点(100点満点中)
http://movie.maeda-y.com/movie/01698.htm
この記事はすごい。あちこちに「オタク的なものに対する悪意」がにじみ出ています。「おおかみこどもが目をウルウルさせて猫耳を出したり、そういったところがとにかく気持ち悪いというのである」とか。狼だから「猫耳」じゃないだろう。というツッコミはさておいて…。
そういえば、『サマーウォーズ』でも獣耳キャラがいましたが、獣耳をスタジオ地図作品のお約束にしてしまうのもいいかも知れませんね(笑)。
件の記事では「作家のタッチと、やりたいテーマがかみあっていない」と評価していますが、「人狼」というファンタジー性を取り除いてしまうと実写でやっても通用しそうなテーマであることは確かです。オタク的なものに対する悪意のある人が見ると、このファンタジー性が目について仕方ないのかも知れませんね。
「音楽が流れっ放しの恋愛パートもわざとらしい」という件ですが、物語の主軸は決して恋愛ではないので、あれでいいのではと思います。恋愛を手放しに肯定しておけば、その後の展開が活きるのではないでしょうか。それにしても、「恋愛をやたらと美化、純化したがるのはオタクな人たちの特徴」といいますが、恋愛観の持ち方でオタク性が診断されてはたまりません。オタクというのは「自分の好きなものがあり、それに関連している他のものについては興味が持てないと見向かない」人間のことですよ。