2012/05/13 - 21:37
今をときめくバーチャルアイドルは脚長美女である(イラスト追加)
鬼子さんの漫画をさておいて、診断メーカーで出てきたネタを描きました。
ついでに、自分の絵といろんな絵を頭身の違いに着目して比較してみようかと思います。というのも「『ProjectDIVA』 の初音ミクの手足がやたら細く見えるのはなぜか」が気になっていましたから。
そこで、比較画像を作りました。以下のカットは左から私の描いた初音ミク、『ProjectDIVA』の初音ミク、VOCALOID パッケージイラストの初音ミク、ついでに『けいおん!』の田井中律と『這いよれ! ニャル子さん』のニャル子。
『ProjectDIVA』のミクさんは私の絵(7 頭身)よりもやや低い程度の頭身です。しかし『ProjectDIVA』のミクさんは股下が高く、肩幅が小さく描かれています。この肩幅の小ささによって実際よりも低い頭身に錯覚するのが『ProjectDIVA』のミクさんの特徴です。彼女の手足がやたら細く見えるのもこの肩幅のせいであろうと思われます。
なお、平均的な成人女性の頭身は 6.8 頭身ぐらいのようです。
VOCALOID パッケージイラストのミクさんは『ProjectDIVA』のものと大差ない頭身ですが、股下は『ProjectDIVA』の方が高くなってます。今をときめくバーチャルアイドルはかなりの脚長美女なのです。
さて、田井中律やニャル子の絵はけっこう頭身が低めですね。田井中律に至っては 5 頭身半ぐらいです。最近の萌え系の絵はこのように頭でっかちになる傾向がある印象。
田井中律は頭が大きめに描かれている一方で体のプロポーションがさほどデフォルメされてません(リアル人間に近い)。対してニャル子の方は同じ頭でっかちながら股下が高いです。
どんなプロポーションで描くべきかは正解があるわけではないですが、絵描きとしては「自分のスタイル」としてどんなプロポーションで描くべきかということを一度は意識したほうがいいかもしれないですね。