2009/06/18 - 21:50
全盲のピアニスト
米国のバン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した辻井伸行さんのことがニュースになりました。
バン・クライバーン国際ピアノコンクールで盲目の辻井伸行さんが優勝
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/090608/msc0906080937000-n1.htm
帰国の辻井伸行さんが会見 「びっくりして涙が出た」
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061001000527.html
実は、彼の演奏を生で観たことがあったので、ちょっとびっくりしました。 私が演奏を観たとき、彼はまだ15歳。全盲にもかかわらずショパンのピアノ協奏曲を見事に弾きこなしていて、驚いたものです。
寡聞にして CD を出していたことは知らなかったので、さっそくラフマニノフの CD を購入。 Amazon のレビューでは第1楽章のテンポが重すぎるという感想がありますが、私としてはむしろ好みですね。
佐渡裕さんの指揮も生でよく観るので、この二人の組み合わせというのはかなり親近感があります。
全盲ということもあって、今回に限らずマスコミで取り上げられる機会も多かろうと思います。しかし障碍がどうこうよりも、一人の人間として、一人のピアニストとして成長して欲しいというのが個人的に思うところですね。
日記記述時の BGM :
なし