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pixiv |
TINAMI |
PIXSYS | ピアプロ |
先般ネット界隈を賑わしていたあの写真がかわいすぎて悔しいので初音ミクにしてみた(ヌード注意)。
件の写真については本人を名乗る人がいて、どうやら女だそうだったり、結構前からある画像だったりもするらしいし、SNS 回るネタの一次ソースをたどるのはなかなか大変です。
「台風でベランダ死亡」の画像は先週の台湾の大雨のものだったことと、SNSに蔓延る画像の転載について - The Internet... -
http://ymrl.hatenablog.com/entry/2012/06/20/232433
さて、ヌードで釣ってしまったような感じで申し訳ないですが、一転してちょっと堅い話。最近 Twitter などをにぎわしているこの話について、まとめてみようかと思います。
DVDリッピング違法化+私的違法ダウンロード刑罰化法案、衆議院で可決 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120615_540420.html
この法案については様々なデメリットが指摘されており、「悪意のない子供が刑罰対象になる」、「捜査権の乱用を招く」等の弊害がある一方で「CD などの販売を促進するきっかけにはなり得ない」と、多くの反対の声が聞かれます。
「違法ダウンロード刑事罰化」にMIAUが反対声明 「子どもが摘発対象に」 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1206/05/news069.html
「ユーザーも声あげて」――違法ダウンロード刑事罰化問題、予断許さぬ状況 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1206/14/news021.html
これら一連の動きを見ていて感じたのは「反対派があまりにも弱い」ということ。この背景については以下の記事で指摘されていました。
ぼくらの七日間戦争
http://japan.cnet.com/blog/kurosaka/2012/06/21/entry_30022323/
つまりは、今回のような法律の立法に際しては推進派が「産業界」であり、それに抵抗しうる別の「産業界」がなく、弱い立場で戦わざるをえない「顧客」や「消費者」が反対派として立たされたというわけです。
ある程度の規模のある「産業界」はこのように政治力も発揮できますが、一方で気になる所があります。ネットが普及したので作品を発表できる立場に立てる人が増えましたが、そうした人たちを守る根拠が弱いのではないかと感じるのです。例えば pixiv で無断転載を発見して pixiv 側が対応してくれなかった場合、頼れる所がほとんど見当たりません。まぁ、そんなところまで守るには行政の予算が足りなさすぎるのでしょう。景気も悪いですし。これからどうなるんでしょうね。似たような不安を綴った以下のようなツイートも。
問題は壇弁護士も言ってる様に警察の強権化。ちと近くの警察に行って自分の著作物が侵害されました、どうにかして下さい、と言ってもはーー?って顔。まず警察官に著作権の知識は無い。そのくせ、刑罰化になれば嬉々として朝5時に家宅捜査で押し入ってくる危険性がある。
— Tontonさん (@Tonton_) 6月 20, 2012
コンテンツ産業界が著作権の侵害に敏感になるのは、それなりの背景があって、CD の売り上げが落ちているのはもちろんですが、同様に出版も苦しいようです。漫画家の佐藤秀峰先生がその話をしつつ、苦しい音楽界の状況を綴った記事を紹介してます。
「音楽家が音楽を諦める時」 masahidesakuma.net/2012/06/post-5…漫画も似た環境になりつつある。原稿料が抑えられ、単行本も平均して10年前の半分以下しか売れない。僕も職業として漫画家を続けるメリットはあまりない。
— 佐藤秀峰さん (@shuhosato) 6月 21, 2012