Dreaming-Wings.jp3D CG>F/A-18C ホーネット

■ F/A-18C ホーネット■

McDONNELL DOUGLAS / BOEING F/A-18C HORNET

マクドネルダグラス(現ボーイング)F/A-18 ホーネットは、米空軍の軽量戦闘機(LWF)計画において、YF-16 と採用を争って敗れたノースロップ YF-17 コブラを元に、艦上機として大幅に設計をやりなおして、F-4 ファントム II、A-4 スカイホークに代わる艦上戦闘攻撃機として開発された機体です。

F/A-18 を戦闘攻撃機たらしめたのは、空対空・空対地双方に使用できるマルチモード火器管制レーダー、AN/APG-65 によるもので、現在ではアップグレード版の AN/APG-73 レーダーを装備、全天候作戦能力も強化されています。

現在はステルス性を強化、兵装搭載量・航続距離を増大させた最新型の F/A-18E/F スーパーホーネットの配備が始まり、21世紀に入っても F/A-18 は米海軍・海兵隊の主力戦闘攻撃機として活躍を続けることになります。


MULTI-ROLE CARRIER-BORNE STRIKE FIGHTER

F/A-18 の外形的特徴の一つが、主翼付け根から機首側面に向かって伸びた前縁ストレーキ。これは LEX (Leading Edge eXtention) と呼ばれ、高 AOA 時に過流を発生させて主翼の失速を遅らせるとともに、垂直尾翼の効きの低下を抑える働きがあります。また、気流をエアインテイクに導く働きもあり、地上では整備用のウォークウェイ(通路)となります。

この LEX と、後退角の小さい主翼とあいまって、低速・高 AOA 時の高い飛行特性を得ています。これは F/A-18 が、運用上あまり必要のないマッハ2前後の高速域を重要視していないという事もあります。

また、垂直尾翼は狭い空母の格納庫に収めるため外側に 25 度傾けられ、それによって高さを抑えつつ面積を稼いでいます。


FULL LOADING

AAM をフル装備した F/A-18。主翼下と胴体に10発の AIM-120 AMRAAM、翼端には AIM-9 サイドワインダーを装備しています。

さすがにここまでやるとレンダリング重たいですねぇ…クリーン形態と比べてレンダリング時間は約2倍(当社比)となりました(笑)。背景は別にレンダリングしたものなので、実質的なレンダリング時間はもっと長いですね。


AFTER BURNER

今回はアフターバーナーがうまく作れました。必殺技の名前を叫ぶロボットアニメの主人公よろしく「アフターバーナーオン!」と口走りたくなるような(笑)アフターバーナーを作るのが、F-15 を作って以来の課題だったので、作れて嬉しい。

そういえばエアロダンシングFの山岡隊員の「アフターバーナーオン!」というセリフもやたらと気合い入ってましたねぇ。


FORMATION

ブレイクする F/A-18 の編隊。

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