制作のたび思うことでありますが、制作前にイメージした「絵全体の色彩バランス」という目標にたどり着くというのはなかなか大変です。
まず肌だけ塗ってうまく行ったと思っていても、服を塗り背景を塗って、絵全体の色彩が豊かになってくると、それぞれの色彩が互いに影響しあうのでバランスをとるのが大変です。しかも下書きのときと色を塗ったときでは絵のイメージがまるで変わってしまう事も珍しくありません。さながら化粧する前と後でまったく別の顔に見えるがごとしです。
「目標とした色彩イメージ」が達成できたかどうかで評価すると今回は8割程度と思ってます。参考までに、最も目標が達成できた絵はこれだと思ってます